ドキュメンテーション(保存修復処置報告書)には、処置後には見ることができない処置前・処置中の状態や、目視ではわからない化学的処置、使用材料など、処置の詳細が記されます。現在よいと思われる処置方法も、時代とともに変わりますから、ドキュメンテーションを残すことによって、例えば、時代が経た後に、再処置が必要となった場合には、過去のドキュメンテーションを振り返ることにより、よりよい処置を選ぶことができます。そういったことから、ドキュメンテーションは通常はその資料とともに保管され、公開を目的とはしませんが、一連の処置の流れがわかることと、資料保存の取り組みがわかることから、ここに掲載をさせて頂きました。 御許可を頂きました所蔵機関様に深く御礼申し上げます。
修復処置を施さず、取り扱い・研究観察のために必要な保存処置を施した例
修復処置を施さず、取り扱い・研究観察のために必要な保存処置を施した例
様々な形態・材質の設計図面・湿式コピーに対し、変化をつけた保存修復処置を施した例
古文書にリーフキャスティング処置を施した例
セロファンテープ貼付されたポスターへのセロファンテープ除去・脱酸性化処置・エンキャプシュレーション処置を施した例
ブリキ製缶を含む製品パッケージ資料への保存修復処置
古文書にリーフキャスティング処置を施した例
精細な情報を持つ資料群に対し、劣化要因となっている表装材の剥離と保存修復処置を行い、デジタル化により利活用と保存を分けた例
この処置はデジタルアーカイブの作成に伴い、
(株)掘内カラーアーカイブサポートセンター
より依頼された。
作成されたデジタルアーカイブはこちら
繰り返しの改装で傷んだ長尺資料群に対し、装丁を解く保存修復処置とデジタル化を行い、巻状のエンキャプシュレーション処置で収納した例
この処置はデジタルアーカイブの作成に伴い、
(株)掘内カラーアーカイブサポートセンター
より依頼された。
作成されたデジタルアーカイブはこちら